「それな」「草」はもう古い?Z世代のリアルなSNS会話
「え、それどういう意味?」「今の若者ってこんな言葉使うの!?」って思ったことありませんか?
SNSを開くと、Z世代の友達やフォロワーが使ってる言葉が、なんだかもう宇宙語みたい…なんてこと、よくありますよね。
「それな」「草」はもはや定番中の定番。
「マジ卍」とか「ぴえん」とか、一時期流行った言葉も、もう「懐かしい!」レベルかもしれません。
じゃあ、今のZ世代って、SNSで一体どんな「マジ語」を使って盛り上がってるんでしょう?
BuzzScope(バズスコープ)が、Z世代がリアルに使ってる最新流行語10選を、その使い方や生まれた背景と一緒に、分かりやすく徹底解説しちゃいます!
これを知れば、あなたも今日からZ世代との会話がもっと楽しくなるかも!?
今すぐ使える!Z世代の最新SNS流行語10選
Z世代の流行語は、日常会話やSNS上でのコミュニケーションをよりスムーズに、そして感情豊かにするためのツールです。
彼らが言葉に求めるのは、「短い」「テンポが良い」「共感が生まれる」こと。
それぞれの言葉が持つ独特なニュアンスを理解することで、Z世代の思考や文化が見えてきます。

1. あたおか(あたおかい)
- 意味: 「頭おかしい」を略した言葉。
- 使い方: 驚きや呆れ、あるいは面白さの感情を表現する際に使われます。ネガティブな意味だけでなく、「あいつ、マジあたおかすぎてやばい(面白い)」のように、親しい間柄でポジティブなニュアンスで使われることも多いのが特徴です。
- SNSでの例: 「この動画の展開、あたおかすぎwww」「推しの言動があたおかで尊い」
2. りょ
- 意味: 「了解」を略した言葉。
- 使い方: 主にLINEやDMなどのテキストメッセージで使われ、素早く返信したい時に便利です。入力の手間を省き、テンポの良い会話を重視するZ世代らしい表現です。
- SNSでの例: 「今日の集合時間、りょーかい!→りょ!」
3. きまZ(きまぜっと)
- 意味: 「気まずい」と「Z世代」を組み合わせた造語。気まずい状況を面白おかしく表現する際に使われます。
- 使い方: 少し気まずい状況や、どう反応していいか分からない時に、その感情を共有する意図で使われます。
- SNSでの例: 「店員さんに声かけられたけど、何も買わなくてきまZ」「テストの点数見せ合ったら、きまZになった」
4. えぐい
- 意味: 元々は「ひどい」「度を超えている」といったネガティブな意味でしたが、Z世代の間では「すごい」「最高」といったポジティブな意味で使われることが増えています。
- 使い方: 感情を強調したい時に、良い意味でも悪い意味でも使用されます。文脈で判断する必要があります。
- SNSでの例: 「このライブ、えぐい楽しかった!」「今日の夕焼け、えぐい綺麗」
5. 蛙化現象(かえるかげんしょう)
- 意味: 好きな相手が自分に好意を持っていると知った途端、その相手に対して嫌悪感を抱いてしまう心理現象。童話「カエルの王様」が由来。
- 使い方: 恋愛関係で冷めてしまう状況や、期待と現実のギャップを感じた時に使われます。
- SNSでの例: 「彼氏の〇〇で蛙化しちゃった…」「せっかく良い感じだったのに、急に蛙化現象おきてツラい」

6. チルい
- 意味: 「リラックスしている」「落ち着いている」「まったりした雰囲気」を表す言葉。英語の「chill(チル)」が語源。
- 使い方: 心地よい状況や、落ち着いた時間を過ごしている様子を表現する際に使われます。
- SNSでの例: 「今日のカフェ、めちゃくちゃチルい」「週末は家でチルってた」
7. 大優勝(だいやくしょん)
- 意味: 「最高に素晴らしい」「完璧」など、最高の状態や結果を表現する言葉。
- 使い方: 自分の行動や他者の行動、物事の結果に対して最大限の賛辞を送る際に使われます。
- SNSでの例: 「今日のメイク、大優勝!」「推しのビジュが大優勝すぎて泣いた」
8. ◯◯しか勝たん
- 意味: 「〜が最高」「〜が一番」という意味で、特定の対象への強い愛情や賛辞を表現する時に使われます。
- 使い方: 自分の「推し」や好きなものへの絶対的な肯定を表します。
- SNSでの例: 「猫しか勝たん」「今日のコーデ、白Tしか勝たん」
9. ぴえん超えてぱおん
- 意味: 「ぴえん」(泣きそうな様子を表す言葉)よりもさらに悲しい、あるいは困惑している状況を大袈裟に表現する言葉。
- 使い方: 感情を面白おかしく、かつ最大限に表現したい時に使われます。
- SNSでの例: 「テストの点数、ぴえん超えてぱおん…」「財布落としてぴえん超えてぱおん」
10. 親フラ(おやふら)
- 意味: 部屋でこっそり遊んでいる時に、親が部屋に入ってきそうな気配がすること。「親」と「フラグ」を合わせた言葉。
- 使い方: 親にバレたくない状況での緊迫感を表現する際に使われます。
- SNSでの例: 「ゲーム中に親フラきた…ヤバい」「親フラで急に静かになるやつ」

Z世代の言葉から見えてくる新しいコミュニケーション
Z世代の流行語は、単なる言葉遊びではありません。
それは、SNSという速いテンポのコミュニケーションツールの中で、いかに効率的かつ感情豊かに、そして「自分らしく」表現するかを追求した結果です。
彼らは、短い言葉の中に多くの意味やニュアンスを込め、共感を呼び、瞬時に情報と感情を共有しています。
これらの流行語は、Z世代の価値観や思考、そして彼らが何を「面白い」と感じ、何に「共感」するのかを映し出す鏡でもあります。
BuzzScopeは、これからもSNSトレンドの深掘りを通して、Z世代のリアルな言葉から見えてくる新しいコミュニケーションの形や文化の変化を、どんどん探求していきますよ!
ライター:ユナ・ハセガワ
SNSの最新トレンドを最速でキャッチし、Z世代のリアルな感覚に寄り添った記事を書くのが得意なトレンドウォッチャーライター。若者文化の「今」を分かりやすく、楽しく深掘りして、読者の「知りたい!」を刺激します。
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